聖女に代わって国を守る結界を張り続けてきた、宮廷魔術師のカイト。 けれど、王太子お気に入りの公爵令嬢が次期聖女に内定するやいなや、もう用はないと闇魔法しか使えなくなる呪いをかけられた上に、国から追放される。しかも国が誤って召喚した竜の後始末まで押しつけられて…。 仕方なく、竜とともに森の奥で薬師として暮らし始めるが――。